CROSS TALK 02 エンジニア座談会
新たな技術を取り入れてゲームをノンストレスに
ユーザー視点を忘れない開発が大切
ゲームの屋台骨を支える3名のエンジニアに、
仕事の魅力やゲーム業界の展望、G2 Studiosで求められる力について語ってもらいました。
-
S.N
- #CLIENT ENGINEER
- #中途
#2017年入社2017年3月中途入社。前職はアミューズメント系企業のゲーム部門に勤め、妻の転勤をきっかけに拠点を関東へ移し、G2 Studiosへ。クライアントエンジニアとして、技術決定や基盤設計・実装を担当。
-
T.T
- #SERVER ENGINEER
- #中途
#2017年入社2017年4月中途入社。長期にわたりプロジェクトに携われるG2 Studiosへ。サーバーのリードエンジニアとして、仕様決定や機能実装、進捗管理を担当。
-
Y.L
- #SERVER ENGINEER
- #中途
#2020年入社2020年3月中途入社。ゲーム業界一筋でフリーランスも経験後、キャリアアップのためにG2 Studiosへ。サーバーのリードエンジニアとして、インフラ関連の機能実装や進捗管理を担当。
穏やかな社風でサポート体制も万全
エンジニアにとって働きやすい環境
―G2 Studiosへの入社理由を教えてください。
-
S.N
エージェントから紹介されたことがきっかけです。会社の雰囲気が穏やかで、選考でも自然体で話すことができたのが好印象でした。また、グループ会社のギークスはIT人材事業、x-Tech事業(※1)、Seed Tech事業(※2)なども行っており、複数事業展開の点から“基盤がしっかりしている”と感じたのも大きかったです。
-
T.T
腰を据えてゲーム開発に関わりたいと思い、エージェント経由で紹介してもらいました。面接の雰囲気がざっくばらんで、開発で苦労する点についても共感してもらえたことから入社を決めました。
-
Y.L
私はフリーランスとして働いていた時に、先にG2 Studiosに入社していた前職の同僚から一緒に働こうと誘ってもらい転職を決めました。会社のビジョンや価値観がマッチしており、現場の仕事を会社が全力でサポートしてくれる体制に魅力を感じましたね。
※1:x-Tech事業…ギークスグループの事業部の一つで、VR・AR・MRといった先端技術「xR」を活用した映像制作技術や、ウェブメディア・SNS運用ノウハウを掛け合わせた価値提供を行う。
※2:Seed Tech 事業…ギークスグループの事業部の一つで、フィリピン・セブ島を拠点としたオフショア開発事業や、プログラミングスクール「Seed Tech Shcool」の運営などを行う教育事業を展開する。
―仕事で一番ワクワクする瞬間はどんな時ですか?
-
S.N
複雑な要件をテスト可能な状態でシンプルに実装できた時が楽しいです。課金機能は複雑で手作業によるテストも非効率になりがちなため、単体テストで高速に確認できる仕組みを作りました。不具合がなく高い品質を提供できる達成感は何度味わってもいいですね。
-
T.T
新機能がきちんと動き、たくさんのアクセスを処理できていると「お客様が快適に遊べているな」と嬉しくなります。スマホゲームはデータの出し入れが重要になるため、どのサーバーにデータを置くか、またはクライアントアプリケーションに任せるかなど、データの適切な取り扱いを意識しています。
-
Y.L
私は、プロジェクト全体の成功に喜びを感じますね。要件をスケジュール通りに実装でき、ユーザーや取引先から喜びの声をいただける瞬間が一番好きです。
より一層求められる、
無駄をそぎ落とした快適なゲームづくり
―エンジニアの視点から見る、
ゲーム業界の今後についてお聞かせください。
-
T.T
ゲームのUI・UXが進化し、プレイ中の無駄な時間がそぎ落とされていく傾向が加速すると考えています。たとえばメニュー階層は分かりやすく、反応はクイックに、ゲームループを邪魔する要素は排除するなどですね。遊びやすさを追求することでユーザー離れを防ぎ、限られた時間の中でストレスなく楽しんでもらいたいという思いが、ゲーム業界に浸透してきているのではないでしょうか。
-
S.N
UI・UXもそうですし、グラフィックの進化も目を見張るものがありますよね。ゲームエンジンの新しい機能がどんどん出ており、それらを活用することで、効率よくクオリティを向上させることが可能になります。また、AIなど他分野と融合したゲームも見られるようになっています。新しい技術に目を向けて、いかにプロジェクトに取り込めるか、多方面にアンテナを張ることが求められると感じています。
-
Y.L
確かに、以前担当したプロジェクトでも、グラフィックが最も重要視されていました。また、ヒットする作品はレベルデザインがうまいですよね。「もっとプレイしたい」「あとちょっと頑張ればクリアできる」といった感情を刺激し、課金意欲を掻き立てるレベルデザインになっているゲームは、やはり多くのユーザーが夢中になっています。“ユーザー視点を忘れない”ゲーム開発が、今後も重要になるんだと思います。
必要なのは向上心と
コミュニケーション能力
―G2 Studiosのエンジニアとして求められるものは何だと考えますか?
-
S.N
やりたいことにチャレンジできる会社なので、新しい技術を追い続け、アイデアを提案する力のある人は活躍できると思います。また、働き方の一つとしてリモートワークが導入されている中、相手に意見をスムーズに伝え、受け手は相手の伝えたいことを正しく理解するコミュニケーション能力は、今まで以上に大切になるかと。フラットな組織なのでゲームをより良くするための意見も言いやすいですし、周りを巻き込んでプロジェクトを動かすスキルが身に付く環境だと思います。
-
Y.L
向上心と実力が伴えば、任せてもらえる仕事の幅がどんどん広がりますよね。サーバーエンジニアに関して言えば、スマホゲームはトラフィックが多いので、負荷周りを考慮した設計スキルが求められます。トラフィックが多いと実装の仕方が変わりますし、失敗するとゲームリリースの可否にも関わってきます。また、課題に対して最後まで諦めず解決する姿勢は、エンジニアにとって必要不可欠だと思います。
-
T.T
性能やコーディングなどについてエンジニアとして自分なりの考え方が定まっている人は、入社後もどんどん成長できると思います。たとえば技術の選定で迷った時にも、その人の原理原則に立ち返ってジャッジできるので。技術面以外では、人の気持ちが分かることですね。たとえば仕様書を読む時も書き手の意図を理解できれば、コーディングを効率よく行えますし、仕様書の誤りを見つけやすくなります。
ユーザーから期待される会社になるために、快適なゲーム環境を追求する
―エンジニアとして、どんなゲームを作り
ユーザーに何を届けたいと考えていますか?
-
Y.L
IPのキャラクターや物語を再現して、ユーザーの心を掴めるゲームを開発したいです。アニメを見るだけでなく、ゲームで世界観を体験できるようなイメージですね。
-
T.T
優れたUI・UXはサーバー、クライアント間のデータの流れと密に絡みます。エンジニアの設計がプランナーの仕様を棄損しないよう、安全性と速度と利便性の間で最適解を探し、ユーザーにより良い体験を届けたいです。
-
S.N
新しい技術を取り入れて、技術的な側面からプレイ中のストレスを低減させたいです。ストレスの少ない快適な環境が、ユーザー体験の基盤になりますから。
―最後に、G2 Studiosをゲーム業界の中で
どんな存在にしたいかお聞かせください。
-
Y.L
素晴らしいゲームを効率よく開発できるデベロッパーを目指したいです。そのためにも、自分自身の実力をさらに磨いて、コツコツ丁寧に開発に向き合いたいですね。
-
S.N
内部品質の高いゲームを作るのが目標です。スマホゲームは運用が長期にわたるので、メンテナンス性が高く、長く安心して遊べるゲームをお届けできる存在になりたいです。
-
T.T
「G2 Studiosが開発するゲームなら期待できるね」と、ユーザーに安心感を持ってもらえるような存在を目指したいです。また、「ここいいね、よく考えてるね」と同業者に褒められるような機能やアイデアを提供したいです。
